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新型コロナウイルス感染拡大阻止『緊急事態宣言』

はじめに

 新型コロナウイルス感染拡大の影響が、私たちの「生活や仕事」、そして「企業や経済」に多大に出ている。尊い命を奪われた方々のご冥福をお祈りするとともに、感染された方々にお見舞い申し上げる。そして、この見えざる敵と闘っておられるドクター、看護師をはじめ全ての方々には心から敬意を表し、感謝を申し上げたい。4月7日に、『緊急事態宣言』が発令された。危機感を共有し、国民一丸となって私たちにできることを着実に行い、必ず感染拡大を阻止しよう。そして必ずやって来る生活や経済の再起動にも備えていこう。

新型コロナウイルス感染の現状について

 WHOの発表(4/6)によると、世界での感染者は前日より約77,000人増えて120万人を超えたそうだ。回復された方は前日より約17,000人増えて27万人を超えたそうだが、世界的に感染拡大が続いていると言える。また、亡くなった方も前日より約4,800人増えて67,000人を超えたそうであり、世界の国々が協力してこの敵と戦わなくてはならないと感じる。

 厚生労働省の発表(4/7朝)によると国内での感染者は3,906名、回復者は592名、死亡者は80名である。この人数には、横浜港に到着したクルーズ船内での感染者712名、死亡者11名は含まれていないそうだ。また今回の緊急事態宣言の対象地域における感染者の人数は、東京都(1,040名)、神奈川県(226名)、埼玉県(174名)、千葉県(238名)、大阪府(409名)、兵庫県(195名)、福岡県(109名)との発表だ。

 国内では、感染がスピードを上げて拡大しているのが実態だ。大変心配に思うことが3点ある。1点目は、全国的に感染者数が増えていること。2点目は、感染源がわからない方が増加していること(東京都の発表では6割強)。そして3点目は、年齢が若い層の感染が広がっていること(東京都の発表では、50歳未満が全体の6割強)である。

『緊急事態宣言』の内容について

 そもそも『緊急事態宣言』とは、どういう位置づけのものなのかをまず理解する必要がある。これは、特措法の定めにより、政府対策本部の本部長を務める首相が、都道府県を単位とする区域や実施期間などを示して出すものである。そして、該当地域の都道府県知事が、感染拡大防止などで必要と判断すれば、住民への不要不急の外出の自粛要請や、施設の使用停止、イベントの開催制限の要請・指示などの措置をとることができるという位置付けのものである。

■安倍首相が発令(4/7)した『緊急事態宣言』の内容
 ①対象地域  東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県
 ②実施期間  2020年4月8日~5月6日
 ③対象地域の知事に与える権限(それぞれの知事が対応を表明する)
  • 住民への外出自粛要請
  • 学校、福祉施設、保育所などの使用停止要請・指示
  • 映画館、百貨店などの大規模施設の使用制限や停止要請(ただし、食料品、医薬品、燃料など生活必需品の営業は継続)
  • 大規模イベントの制限、停止を要請・指示
  • 臨時医療施設を開設するための土地や建物を使用(同意なくても可能に)
  • 医療品や食料品などの売り渡しを要請(収用も可能に)

私たちはどう行動すべきか?

(1)基本的な考え方

 『緊急事態宣言』の発令は、政府による法的な裏付けを持ったものである。その内容には、強制力があるものとないものがある。具体的内容は、それぞれの知事が表明することとなっており、注視が必要である。いずれにしても、過去に例もなく不安や動揺もあるとは思うが、その趣旨を自分自身がしっかりと受け止め、冷静に行動することが最も大事である。

 そして、感染爆発を何としても阻止するため、一人ひとりが強い危機感を持って、行動する必要がある。感染源がわからない感染が6割強あるのが実態である。ということであれば、まずは「自らが感染しない」そして「自らが感染の手助けをしない」ということを徹底することの意味は大きい。感染拡大による医療体制の崩壊を防がねばならない。まさに正念場である。ご家族含め私たちの「命を守る」「生活を守る」そして「仕事を守る」ためにも、全員が一丸となって取り組み、この見えない敵に必ず勝ちましょう。

(2)時間を有効に使う

 特に対象地域においては、これから5月6日まで約1ヵ月間、他人との接触をできるだけ避け、なるべく出歩かず可能な限り自宅にこもる生活がしばらく続くだろう。しかし見方を変えれば、自分の時間が今までよりも多く取れる期間とも言える。日頃、忙しくてできなかったことにチャレンジするのも良い。ご家族との会話や生活を楽しむのも良いだろう。それぞれが下を向かず、できるだけ前を向いて過ごそう。

 また在宅勤務やテレワークなどで仕事を続ける方々も多くいらっしゃることだろう。緊急避難的な仕事のやり方としてではなく、平時における新たな働き方として試行するという考え方で取り組んでみるのも良いと思う。

むすび

 生活の営みや社会・経済活動を止めることはできない。誰かがその役割と責任を果たしておられるということに心からの敬意と感謝を申し上げたい。全国的には、電機連合構成組織の各企業においても多くの方々が、職場で仕事を続けられていると思う。新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みは、緊急事態宣言が発令された地域に限ったものではない。ご本人の命と健康を守る取り組みを労使で十二分に協議して取り組んでいただきたいと思う。

 最後に、皆さんへお願いです。新型コロナウイルス感染への恐怖や不安に加え、『緊急事態宣言』への対応によって、これまでの生活環境も変わり、ストレスなども加わります。悩みや不安は、一人で抱え込まないでください。皆さん同じです。声をかけ合いましょう。お互いに助けあって乗り切りましょう。

中央執行委員長 野中 孝泰

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