電機連合

文字の大きさ

おたすけマニュアル

おたすけマニュアル

(3)労働協約締結による労働条件切り下げ

1.労働条件を不利益に変更する労働協約が締結された場合、その労働協約の適用により、それよりも有利だった労働条件が無効とされ、協約の定める不利益な水準となっていまうのかという問題です。
2.労働組合の協約締結権の限界、労働協約が適用される労働者の範囲などの点から判断することになります。
3.労働協約が適用される労働者の範囲は、当該労働協約の規定の趣旨、協約締結組合が3/4以上の組織率か否かにより異なります。

労働条件を労働者に不利益に変更する労働協約が、使用者と労働組合との間で締結されることがあります。このような 労働協約締結により、個々の労働者の労働条件は切り下げられるのかは、次の点から判断されます。

a.締結された労働協約の条項趣旨は、労働条件の最低基準を定めたものなのか、それとも組合員の実際の労働条件を定めたものなのか。

b.労働協約締結による労働条件切り下げには、限界があります。限界を超える場合は、切り下げの効力は生じません。

c.ある労働者の労働条件が労働協約により切り下げられるためには、その労働者にその労働協約が適用されることが必要です。当該労働協約が適用される労働者の範囲はどこまでなのかが問題になります。

労働問題Q&A

賃金・労働時間、組合運営など、身近なよくある労働問題についてお答えします。

やさしく解説 用語集

組合用語について、やさしく解説します。