電機連合を活用できるようサポート
総合病院にいろいろな診療科があるように、電機連合にも賃金、労働協約、共済、産業政策など、さまざまな専門部が存在します。専門部も取り組みもいろいろある中では、電機連合に加盟いただいても、初めのうちは何をどこに相談すればいいか分からないものです。特に、それまで組合経験のない人が集まって新しく立ち上げたばかりの組合の場合は、執行部（組合役員）にとって組合活動のすべてが初めての経験となり、手探りでの運営となります。
そこで、電機連合では加盟後一定期間は組織推進センターが相談窓口となり、電機連合の活用方法や、組合活動を安定軌道に乗せるためのサポートを行っています。ですので、分からないことや困ったことが生じたときでも、宛先に迷うことなくお気軽にご相談いただけます。ご相談内容によっては、専門部や外部アドバイザーと連携して対応します。たとえば、労働条件や経営分析などのコンサルティング、労働組合としての法人格取得に向けたサポートなどを行っています。一定期間経過後も、地域担当の役員が年数回訪問し、近況のヒアリングや情報交換、相談対応などを行っています。もちろん、その機会以外でも常時ご相談に応じます。
組合は、結成や産別加盟がゴールではなく、その後の活動が本番です。せっかく立ち上げた組合や加盟いただいた組合が取り組みを着実に進めていけるよう、また「電機連合に加盟してよかった」と実感していただけるよう、組合活動をサポートします。
イザというときにも対応
会社とのトラブルは、経営状況のコンスタントな把握や職場内での課題共有に努めるなどして未然に防ぎ、非常事態に陥らないようにすることが大切です。しかし、気を付けていても防ぎきれないこともあります。万が一、会社とトラブルになったときには、電機連合が全面的にバックアップします。
電機連合では、日常的な組合運営へのアドバイス・サポートのほか、いざというときには会社との団体交渉への同席など、組合を強力に支援する体制を組んで非常事態に対応します。電機連合という大きな産別組織が後ろ盾についていることは、会社にとって無言の圧力となりますので、不当労働行為を未然に防ぐ役割も果たします。
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