電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第2次東北ボランティア感想文

【事務局】第2次東北ボランティア in 陸前高田を終えて

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特定非営利活動法人 地球緑化センター 砂川 ちなみ

電機連合と地球緑化センターは、2009年より中国河北省豊寧県での植林ボランティアを5年間連携しながら実施し、緑化の重要性と環境保護の大切さを学ぶ機会を重ねてきました。

そして2013年より、被災地支援を期待する声の高まりから、「被災地と心をつなぐ活動」をコンセプトに、陸前高田市での国内支援プログラムをコーディネートすることになりました。

1年目の昨年は、初めての活動ということもあり、双方に試行錯誤のなかで実施しました。それでも陸前高田市の皆さんはあたたかく電機連合・地球緑化センターを受け入れて下さり、大きな一歩を踏み出すことができました。2年目となった今年は、現地の方も「今年も来てくれてありがとう」と迎えていただき、より信頼関係を深めることができたのではないかと思います。

電機連合のボランティア活動は、大人だけでなく、子どもも参加できるというのが、大きな特徴の一つであると感じています。未来を担う子どもたちにとって、陸前高田での経験は将来まで心に残るでしょう。子どもたちが、少しでも防災意識を持ってこれから日々暮らしていってほしいなと願っています。

参加者の皆さんは、おそらく陸前高田で見た光景、また現地で出会った多くの人の顔やその方々の言葉が心に残っているのではないでしょうか。笑顔で震災時のことを話してくれた人、涙ながらにその時の辛さ、悲惨さを語ってくれた人、このプログラムを通して、たくさんの地域住民とふれあいました。このふれあい、つながりを是非これからも大切にしてほしいなと思います。

地球緑化センターは「緑、人を育む」という理念をかかげ、設立当初から人の生き方、社会の在り方を環境も含めた様々な視点から見つめてプログラム提供を進めて参りました。私たちはそれによって、「共生の大切さ、緑・人を育む」など自然に対する謙虚さを学び、地球に優しい活動プログラムづくりを進めていくことが重要だと考えております。地域の信頼を高めながら電機連合の皆さんと協力して、長く続くような事業にしていければと思っております。

最後になりますが、「電機連合・被災地と心をつなぐ活動」第2次東北ボランティア in 陸前高田が大きな成果と共に終了したことを、我々地球緑化センターおよび、陸前高田市の方々も大いに喜んでおります。現地視察や細かな打ち合わせを重ねてきた電機連合事務局の方々や、参加者同士のチームワークの要となってくださった実行委員のみなさんのご尽力に感謝申し上げます。

いつかきっと、白砂青松の高田松原が再生することを信じて。

雇用の安定と電機産業の発展

電機連合の政策・制度実現に向けた取り組みを紹介します。

電機連合と政治

みなさんに身近な政治について、なぜ電機連合が参画するかなどをわかりやすく紹介します。また、組織内議員、電機連合議員団ネットワークを紹介します。