電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第2次東北ボランティア感想文

【事務局】第2次東北ボランティア in陸前高田

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事務局 原口 博靖

第2回目となった電機連合の東北ボランティアは、無事に全行程を終えることができました。参加された皆様、大変お疲れ様でした。ご参加いただいたこと、深く感謝申し上げます。また、昨年に引き続き団を受け入れて下さった陸前高田市の皆様、当日の運営だけでなく行程の何カ月も前から準備にご尽力いただいた地球緑化センターの皆様、各班をまとめてくださった実行委員の皆様にも改めて御礼申し上げます。

私も4年前に連合の震災ボランティアでいわき市と大船渡市を訪れ、土砂が流れ込んだ漁港の清掃や駅前の道路清掃にあたりました。あの時はまさに何もかも無くなってしまった状態で、これからこの一帯はどうなってしまうのかという不安を覚えたことを思い出します。

今回訪れた陸前高田市ではかさ上げ事業が進み、土砂を運んでいたベルトコンベアが今年で撤去されるそうです。これから町として整備していく運びとなっていますが、住民の皆様の声に応えられた町づくりが進んでいくことを願ってやみません。

今回のボランティアのメインでもある高田松原再生事業は、今年も苗床の整備が中心となりました。当日は東京よりも暑かったのではないかと言われるほどの酷暑の中でも地道に作業を続けられ、当初の目的を果たすことができたと思います。

今後は苗床である程度の高さまで育った苗を現地に植える作業へ徐々にシフトしていくことになります。時間はかかりますが、新たな松林が生まれることを期待し、その応援を続けていきます。

また、七夕祭りの山車引きも無事に終えることができました。昨年の反省を踏まえ事故防止の取り組みを進めてきましたが、事故なく進められたのは地元の方々、実行委員の適切な判断と対応があったからだと思います。

各町が出す山車の華麗さは目を見張るものがあります。10台近い山車が整備中の区域を練り歩く様子は、道半ばの復興や人口減に直面する陸前高田の希望の光なのだと思います。「現地に来てほしい」という地元の声に応えることにもなりますので、色々な方に足を運んでもらいたいと思います。そして、この祭りが毎年継承されるよう取り組むことも「被災地と心をつなぐ」活動の中のひとつだと確信しています。

現地で何度もうかがった言葉ですが、復興のためにいま必要なことは「現地に来てほしい」という声に応えることであると色々な方に伝え、実際に来てくれる方を増やしていきたいと思います。

最後になりましたが、事務局運営に拙いところも多々あったかと思いますが、評価点や課題を洗い出しながら、今後より良い運営ができるよう努めて参ります。改めて、今回の活動にご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。

雇用の安定と電機産業の発展

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