電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第5次東北ボランティア感想文

被災地と心をつないだ東北ボランティアを終えて

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事務局 南方 健志/電機連合

5回目となる東北ボランティアは、8月4日から5泊6日の工程で実施し、40名の方々にご参加いただきました。私自身も初めて参加させていただき、大変貴重な経験をさせていただきました。

震災から7年以上が経過していますが、陸前高田市の建物は疎らで、戸建住宅も建ち初めでした。道路も工事に合わせて変更になり、更地が多く、復興はまだ遠くに感じました。少しでも力になるために参加した東北ボランティアでしたが、天候に恵まれず高田松原再生活動(草むしり)を実施することができませんでした。全力で復興の力になりたい参加者の皆さまにとっても消化不良の結果だったかもしれません。しかし、誰も文句を言わず、現地のことを第一に考え行動している姿からボランティアをするうえで一番大切なことを改めて教えていただきました。

100年以上の伝統がある「動く七夕祭り」では、大石町の皆さんが長い期間をかけて山車に手作りの装飾をし、太鼓やお囃子の練習をして準備しています。1つの太鼓を3人で打つ姿には迫力があり、打ち出される音には圧倒されました。お囃子は七夕祭りに掛ける熱い想いをさらに高め、町全体と参加者が一体となった山車は他の地域の山車に負けない力強さと煌びやかさがありました。

大石町の方々との懇親の場では七夕祭りへの誇りや想いだけではなく、当たり前の日常の大切さを教えていただきました。昨日と同じように明日が来るとは限らない。だからこそ1日1日を大切にしなければいけない。初めて聞く言葉ではありませんでしたが、今までで一番重く、凄く難しいことだと感じました。感想文を書いている今も当たり前の日常を当たり前に過ごしてしまっています。しかし、お話を伺い、感じることができたことで少し大切にできるようになった気がします。

最後になりますが、笑顔で迎えてくれました現地の皆さま、運営管理を行ってくださいました地球緑化センターさま、各班のまとめ役を担当していただきました実行委員の皆さま、そして参加者の皆さま本当に有難うございました。天候には恵まれませんでしたが、陸前高田市の現状やボランティアとしての姿勢を学ぶことができました。今回の東北ボランティアに参加し、学ぶことができてよかったです。

雇用の安定と電機産業の発展

電機連合の政策・制度実現に向けた取り組みを紹介します。

電機連合と政治

みなさんに身近な政治について、なぜ電機連合が参画するかなどをわかりやすく紹介します。また、組織内議員、電機連合議員団ネットワークを紹介します。