電機連合

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地域コミュニティの充実

安心して暮らせる社会の実現に向け、地域コミュニティへの参画事例について紹介します。

地域コミュニティ活動の紹介(地方議会議員)

高齢者も、子どもも、いきいきと
~フレイル予防と子ども未来館の設立~
広島県福山市議会 宮地毅議員#

バラのまち 福山

広島県の東部に位置する福山市は、人口46万人の県内では2番目に多い中核都市です。市内には徳川家康のいとことなる水野勝成が建てた福山城があります。昨年、築城400年を迎え、それを祝うイベント等も開催されました。また福山市はバラの栽培も有名です。第二次世界大戦中、大空襲によって市内中心部の約80%が焼失してしまいました。意気消沈している市民の気分を何とか盛り上げようと始まったのが、市民の手による1000本のバラを植える取り組みでした。この取り組みは世代を超えて受け継がれ、今では市内のいたるところにバラが植えられており、戦後復興の平和の象徴となっています。また2025年には世界バラ会議福山大会が開催される予定で、私も応援団として大会のPR活動に取り組んでいます。

Photo世界バラ会議をPRする宮地議員

フレイル予防の取り組み

コロナ禍の影響で外出機会がめっきり減る中、高齢者の体力が低下して、心身の働きが弱くなるフレイルの進行が懸念されています。実際、2022年になってから高齢者の死亡数が急増しました。フレイル予防を強化して、健康寿命を延ばす取り組みが求められます。そこで福山市では、フレイルサポーターと呼ばれる人が高齢者と1対1の専属で、運動機能や社会参加についてチェックする「フレイルチェック会」を実施しています。毎回定員を上回る応募があるほど盛況で、参加者からは会話するのが楽しいといった声も聞かれ、貴重な交流の場となっています。また、参加者の7割以上にフレイル予防の意識・行動変化があり、6割以上に数値の維持改善が見られるなど、一定の効果もでています。サポーターの人員確保には苦慮していますが、より多くの高齢者の方に参加してもらえるよう取り組みを進めていきたいと思います。

Photoふくらはぎ周囲長
Photoフレイルサポーターと一緒に結果を確認

子ども未来館の設立に向けて

実は福山市には科学館がありません。人口40万人以上の中核市で科学館がないのは福山市を含めて2都市のみです。私はかねてから、電気機械やデニム生地といった「ものづくりのまち福山」を将来に残すため、科学館の設置が必要であると行政に訴えてきました。
科学館の設置は子ども達の要望でもあります。福山市では子ども達の夢の実現に向けたチャレンジを応援するため「夢・未来プロジェクト」を毎年開催しているのですが、プレゼンを行った子ども達から「科学館を設置してほしい」「もっと福山の技術をアピールしたい」「僕たちの得意なレゴブロック作品で福山の技術をPRしたい」などの声があがりました。
現在、こうした子ども達の後押しもあり、「子ども未来館」は2025年の着工にむけて基本構想を策定中です。未来館が子ども達の知的好奇心を喚起する場になるよう、設立に向けて引き続き尽力していきます。

宮地議員ってどんな人?

電機連合中国地協議長 長安 幸司さん

「誰よりも親しまれる議員を目指す」宮地つよし市議が常に大切にしている想いです。
私自身、議員と後援会長の立場で付き合って6年が過ぎましたが、誰とでも気軽に話をし、自身を飾らず自然体で行動する様子を間近で見る機会も多く、「市民と行政を結ぶ役割」を無理なく実践していると実感しております。
また熱い一面も持ち合わせおり、西日本豪雨災害の時には、『皆さんが思い描く「当たり前の幸せ」「当たり前の明日」「当たり前の今日」が「当たり前に訪れる事」に全力を注ぐ』と毎週ボランティアに参加しつつ現地の方と会話。議会に多くの改善を提言してきました。
「誰よりも親しまれ」「熱い」宮地議員。これからも支援していきます。共に頑張っていきましょう!

福山市議会 宮地 毅(みやち つよし)プロフィール
Photo

生年月日:1973年6月30日
出身地:広島県福山市
好きな言葉:「天は自ら助くるものを助く」

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雇用の安定と電機産業の発展

電機連合の政策・制度実現に向けた取り組みを紹介します。

電機連合と政治

みなさんに身近な政治について、なぜ電機連合が参画するかなどをわかりやすく紹介します。また、組織内議員、電機連合議員団ネットワークを紹介します。