4月7日、連合救援ボランティア・福島県(相馬)第1次派遣団の活動もいよいよ最終日。
毎日繰り返してきた朝の準備。今日が最後と思えば、皆の顔がいつも以上に引き締まって見える。
午前7時30分、バスで福島市内のベースキャンプを出発し、相馬市災害ボランティアセンターへ向かった。
午前9時、到着。事務所で、海沿いの民宿でのがれき撤去作業を告げられる。
相馬でもっとたくさんのボランティアを受け入れるためには、宿泊施設が機能しなければならないのだろう。
バスで約20分移動し、現地到着。想像した通り、民宿の損壊は激しかった。
さっそく作業開始。 これまでの経験で、皆が役割を十分に理解している。 ショベルで土砂とがれきをすくう者、一輪車で運んで廃棄場所へ捨てる者、何度も繰り返して着実に作業をこなしていく。たった10人のチームなのに、この10人が力を合わせると、土砂もがれきも驚くほどに片付いていく。 それぞれがアイデアを出し合い、できることをやれば、大きな成果が得られることを実感した。
午後3時。ついに作業が終了する。 電機連合派遣団にけが人が出なかったことに安堵する。
みなさん、お疲れさまでした。本当にお世話になりました。
以上で、第1次派遣団の活動報告を終了する。
電機連合 東日本大震災対策本部 高浜昌之