福島にも遅い春がようやく訪れたようで、ぽかぽか陽気となった4月6日。
今日は、工場に集積された各地からの支援物資の仕分け作業。


午前中は、さまざまな物資を種類別に分類することになった。
おむつが何枚、ボックスティッシュが何箱、ウェットティッシュが何個、タオルが何枚などとカウントしていく。
時に、ひとつの箱に様々な物資が混在しており、その分類やカウントに人手も手間もかかる。
封が切られたおむつなどは、一枚一枚数えていくしかない。その一つひとつを連合派遣団が地道に仕分けていった。
午後は、毛布や布団、衣類の仕分け作業を行った。
毛布や衣類は5枚をひと組に縛っていく。衣類は、男性用、女性用、子ども用にそれぞれ分類し、そのうち新品は別に取り扱う。衣類の仕分けを終えたところで作業終了の時間となった。


仕分け作業を行いながらも、多少の戸惑いを感じざるを得なかった。
各地から届いた善意のかたまりとはいえ、使い古された布団や衣類は、それを使う側にとっては少なからず抵抗があるのではないだろうか。被災地へ届けたい、その思いは十分に理解するものの、誤解を恐れずに書くならば、被災地の皆さんに気持ち良く使っていただくには、送る側にもそれなりの配慮が必要だと感じた。
連合ボランティア第1陣・福島派遣団も残すところあと1日。
最後まで気を抜かず、けがをせず、役割を全うしたい。