電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第2次東北ボランティア感想文

【事務局長】第2次東北ボランティアを終えて

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事務局長 内田 幸雄

第2回目となる東北ボランティアは、8月4日からの5泊6日の工程で昨年に引き続き陸前高田市で実施しました。

東北ボランティアは、「被災地と心をつなぐ活動」を事業のコンセプトとして実施しているもので、2011年3月に発生した東日本大震災の被災地の皆さんに寄り添い、ともに復興を考えていくことを目的とした事業です。

昨年の東北ボランティアでは、七夕山車引きの際に事故が発生してしまい、その反省から今年度は徹底した安全対策を準備して、実行委員の皆さんとともに細心の 注意を図りながら運営にあたったこともあり、今年はボランティア期間中の全行程において一人のけが人もなく無事に終了することができました。NPOの地球 緑化センター、加盟組合から派遣して頂いた実行委員の皆さんには心から感謝申し上げます。

今年の参加者の内訳は、加盟組合からの参加者が44名、 実行委員8名、事務局10名で、総勢62名のボランティア団となり、昨年の団とほぼ同規模での開催となりました。また、家族を含め5名の方が昨年からのリ ピーターで参加してくれました。事務局としては、このボランティアに思い入れを持ってくださっていることにとても喜びを感じています。

それから、昨年のボランティアで実行委員長を務めてくれた「だいちゃん」が七夕の前夜祭から参加してくれました。七夕山車引きでは安全への配慮に徹して、全体の指揮をお手伝いして頂きました。本当にありがとう。

あの震災から4年4カ月が経過していますが、被災地の復興はまだまだ途上にあり、陸前高田市内にはかさ上げ工事用のベルトコンベアがまだ設置されたままで、 仮設住宅での生活を余儀なくされている人も数多く残されています。しかし、時間の経過とともに被災地支援のボランティアの数は年々減少していて、私たちが 地域行事に参加させていただいている大石町でも、七夕の前夜祭に集まる人の数は、私たちを除けば20人程度で、昨年よりもさらに人が減っていました。大石 町では、津波で家を失ったが、代替地を大石町内に確保できず、または代替地が決まるのを待ち切れずに、やむなく他所の町に転居したという人が少なくないと 聞いています。できれば、生まれ育った地域で、地域の方々と生活したいと考えるのはあたりまえのことですので、ふたたびこの町のコミュニティーが復活し て、震災前の活気を取り戻すまで、私たちは継続してこの活動を展開していきたいと考えています。No.2東北ボランティアに参加してくださった皆さんと、 またいつの日か陸前高田市で再会できることを楽しみにしています。

雇用の安定と電機産業の発展

電機連合の政策・制度実現に向けた取り組みを紹介します。

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みなさんに身近な政治について、なぜ電機連合が参画するかなどをわかりやすく紹介します。また、組織内議員、電機連合議員団ネットワークを紹介します。