電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第2次東北ボランティア感想文

【1班】第2次東北ボランティアin陸前高田市に参加して

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東芝グループ連合 黒川 清人

自分にとっての陸前高田市は、2011年9月(震災発生の年)に連合の募集で、第22次震災救援ボランティア派遣(陸前高田)に参加し、個人的な事情により活動の途中で帰京を余儀なくされたこともあり、特別思い入れの強い地域であります。さらに昨年は仕事の都合で、参加できなかったこともあり、2年越しの想いがかなっての参加となりました。

1日目の顔合わせ、オリエンテーションから始まり、さよならパーティーまで、6日間という長丁場でしかもスケジュールはビッチリ盛りだくさんの内容で、沢山の電機連合の仲間、地球緑化センターの皆さん、高田松原を守る会の方々、現地の語り部さんの方々、陸前高田市長、八木澤商店会長、大石町の皆さんなど様々な方々との交流が図れ、今回も大変いい経験、思い出が出来ました。

4年前にはじめて訪れたときに見た瓦礫の山、積みあがった廃車の山は全く無くなり、山を切り崩しベルトコンベアで土を運んで12mも積みあがった大規模なかさ上げ工事を目の当たりにしてみると、別の意味で景色の変わりように驚く反面、震災の遺構として残すことになっている高田松原道の駅跡や、まだそのまま残っている海沿いの建物(奇跡の一本松付近のユースホステル、中学校校舎等)に津波のすさまじさを改めて思い知ることになりました。

そんな中にも、現地の方々の前向きにがんばっている姿、温かな気持ちに触れることができ、今回も元気を沢山もらいました。本当に参加して良かったと思っています。そして、4年前に活動した田んぼに稲が育っていたことを移動中のバスから、遠目にではありましたが確認することが出来たことは、何よりもうれしく感動したことでした。

今回の活動のメインイベントであった、高田松原再生計画のお手伝いで、苗床の整備では、高田松原を守る会の会長、副会長と一緒になって活動をさせてもらえたこと。動く七夕祭りでは、大石町の方々と一緒に灯篭の準備から山車引きを汗だくになって祭りに参加したことなどを通して、確実に復興は進んでいる部分を感じることが出来ました。被災された方々は、東日本大震災で体験し、感じたことを現地を訪れた人たちに直接語り継ぐことで、今後地震や津波にあった時の被害を最小限に抑えたい、少なくして欲しいとの想いをもっています。自分が今回見て、聴いて、感じたことを自分たちの職場、友人、家族、地域に伝えることで、我々参加者も語り部となることが、被災した方々の想いに応えることではないかと思いました。

東北の復興にはまだまだ、色々な形での支援が必要だと思います。できることなら、我々参加者の話を聞いて、被災地に行ってみようと思ってくれる人が、1人でも多くなることを祈ってやみません。最後になりましたが、事務局の電機連合、地球緑化センターの皆様には、参加者の体調面に常に配慮いただき事故も無く終えられたことに感謝しております。ありがとうございました。同じ班で活動した1班の皆さん。とても個性的な方々ばかりでとても楽しい活動になりました。またできれば東北のどこかで、再会できることを楽しみにしています。

雇用の安定と電機産業の発展

電機連合の政策・制度実現に向けた取り組みを紹介します。

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みなさんに身近な政治について、なぜ電機連合が参画するかなどをわかりやすく紹介します。また、組織内議員、電機連合議員団ネットワークを紹介します。