電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第2次東北ボランティア感想文

【1班】陸前高田を想う

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日立グループ連合 田家 靖夫

今回のボランティアの内容は大きく5点。(1)防災学習、(2)クロマツ圃場(ホジョウ)の整備 、(3)うごく七夕祭り参加、(4)夏灯り作成、(5)陸前高田市 市長 戸羽 太氏、八木澤商店 取締役会長 河野 和義氏 講演。

特に印象深かった2点をピックアップして。

<クロマツ圃場の整備>

[高田松原を守る会]会長 鈴木 善久氏より高田松原の成り立ちと[高田松原を守る会]の活動内容をうかがいました。
星さんの里帰りした松苗のお話は、偶然では片づけられない、人の何か、想いの成す不思議を感じました。
その後、われわれ1班と2班は松原再生の為の松の苗床作りの為の圃場の開墾をお手伝い、休耕地の石や草木の根の除去作業です。
松原再生にはこのように回りくどい言い方をしなければならない程、多くの時間・労力が必要です。
前述のお話と鈴木氏の人柄が相まって「やらねば」と気ばかりはやり、鍬の入れ方も不慣れで初日の作業は捗りませんでした。鈴木氏の無駄のない鍬入れ所作に憧れました。
2日目の作業は 東奥羽地協の皆様のお力・フレッシュな3班4班の助けもあり、安心のチームワークを発揮。機械の入れる段階までは開墾出来たのではないかと思います。
夏の日差しの中も 霜の降りる冬の日も、日々 苗木畑の整備をされている[高田松原を守る会]の皆様に敬意です。またお手伝いさせて下さい。

<うごく七夕祭り参加>

大石地区の皆さんの祭りへの熱い気持ち、とりわけ印象深かったのは七夕前夜祭での大石七夕祭り組 代表 斉藤 正彦氏の言葉。
「明日は見に来てると思うから(震災で亡くなった山車の車両担当の方に向けて)」
震災の後、七夕の通る道や周りの景色は毎年変わり、今年歩いた昔の市街地は来年は歩けないとも聞きました。
祭りには人が集まります。山車の光と太鼓や笛の音・掛け声につられ、地域の方々はもちろん、今は高田を離れている方々も、また亡くなった方々も この日は戻って来るのだと思います。
来年も参加します。太鼓や笛は(リズム感に乏しく)できないので 遠くへ届くよう声出します。山車引きます。
高田松原の存在は、震災後 メディアで報道される[奇跡の一本松]を機に知りました。
うごく七夕祭りに関しては、今回のボランティア参加で初めて知りました。
同じ岩手県 沿岸地域の出身でありながら、今まで一度も陸前高田を訪れた事はありませんでした。震災が無ければ、おそらく生涯 陸前高田に行く事は無かったと思います。
心がつながったのかは正直わかりませんが、今回の参加で心を陸前高田に持っていかれました。次回も参加します。
そして日々防災を意識し、少なくとも自分と自分のいるコミュニティでは災害で悲しい思いが起きないよう心掛け行動します。
「(再生した高田松原を見るまでは)息災で長生きしないといけないな」と思いました。(「ナポリを見て~」の様な感じで)

最後に、今回の活動に当たり尽力された事務局・実行委員の皆様、参加したメンバー皆様、地球緑化センターの皆様、そして陸前高田の熱い皆様、(暑い夏も一緒に)感謝です。ありがとうございました。

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