電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第2次東北ボランティア感想文

【事務局】陸前高田のサポーター

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事務局 弓場 孝紀

昨年来、気持ちは高田松原の再生を願うサポーターとなっている自分にとって、再びの陸前高田。 手探りのなかではじまった第一次に引き続き、事務局として参加するにあたっての個人的テーマに、全てのプログラムで参加者の体調管理と安全を第一とすることを掲げました。何しろ、期間中の陸前高田は一年で一番暑い時期、かつ、七夕祭りの山車引きは町民にとって一年で一番熱い行事、そうなればこちらも生半可な気持ちでは太刀打ちできません。

ちょっと大げさな表現かもしれませんが、理由があります。

それは、第一次からの反省を活かすとともに、様々な場面で東日本大震災の記憶の風化や関心の希薄化について、いくつもの教訓を忘れないで欲しいというメッセージを聞く機会があったからです。

その中には、常日頃からの備え、心構えが大切ということを当たり前にしてほしい。その上で、想定外のことが起こり得ることも受け入れるのだという内容がありました。大げさであるくらいに「当たり前」を意識して備える。でも、それ以上のことが起きても受け入れる。それを被災地から受けたメッセージに対する今回の向き合い方にしました。

幸いなことにボランティア団に事故やケガはありませんでしたが、どんなに万難を排したとしても、大小の事故やケガはいずれ起きます。それは、想定外で起きることもあるでしょう。どんなに高い防潮堤を作っても、それを上回る津波がやってきたら飲み込まれてしまうように。また、ボランティアで関わった方からたくさんの教訓を聞いても、「大人になってはじめて親の言っていたことの意味がわかる」ように、その立場になって本当の意味を体全体で理解することは、ままあります。何事も実践と継続はとても難しい。

この企画のコンセプトは、「被災地と心をつなぐ」です。その具現化が、復興を願うわれわれが高田松原の再生活動や七夕祭りの山車引きに参加して、被災地で地元の方と触れ合い汗を流すことを通じて心を通わせること、感情を揺さぶられることです。

この活動によって、一人ひとりが被災地からのメッセージを体全体で感じ、そこから陸前高田のサポーターが一人でも増え、その輪が広がっていけばとても嬉しいことです。

最後に、この活動に関わったすべての関係者のみなさまに感謝いたします。ありがとうございました。

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