電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第3次東北ボランティア感想文

「被災地の皆さんの想い」をどのように伝えるか!?

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古野電気労働組合 松本 治

昨年に引き続き参加させて頂きました。スケジュールは「①語り部の方のお話」、「②奇跡の一本松の見学」、「③気仙大工継承館でのお話」、「④高田松原再生活動」、「⑤大石町の七夕祭り、灯篭作り/山車(だし)引き」「⑥(株)八木澤商店・会長、河野さん/陸前高田市・市長、戸羽さんのご講演」等、概ね昨年と同じでしたので、その時々で昨年伺った被災地の皆さんの想いを再確認しました。また同時に「昨年の同士(参加者)」を思い出しました。特に自分の二男と同じ大学生だった「ユウくん」・・・。「就職活動はどうなったのだろうか」と何度も思い出しました。これも「陸前高田市に想いをよせた仲間の絆」でしょうか・・・ユウくん、今回再会した皆さん、昨年及び本年の参加者の皆さん、宜しければ近況報告を「オサム(osamu.matsumoto@furuno.co.jp)」迄、お願い致します(笑)。

さて、被災地の現状/状況は、他の参加者の感想文に委ねるとして(m(__)m)、高田松原再生活動や山車引きで感じたことは、「一人の力は微力でも、多くの力が寄り添えば達成が見えてくる」ということ。まさしく組織活動の原点そのものでもあります。そのことからも労働組合組織に携わる自分にとっては昨年同様に「自分自身のボランティア推進」というよりも「単組活動への展開及び、多くの人にどのように伝えるか」が責務であると思っていました。 その一つとして、職場の部長以下の全課員、および友人/兄弟へ「お土産を通じて、思いを伝えること」にしました。以下がその時に添付した文書です。


各位 昨年に引き続き「電機連合 第3次東北ボランティアin陸前高田市(8/4~8/9の間)」の参加に関しまして、ご理解とご協力を頂き、たいへんありがとうございました。


お土産に関しては「ボランティア先の陸前高田市にお金を落とそう」という方針のもと、今回もご講演を頂きました「(株)八木澤商店 会長 河野和義さん」のお店で購入しました。 八木澤商店はテレビでも放映された「奇跡の復活」を成し遂げた1807年創業、従業員約40名の醤油店です。現社長の河野通洋さんは震災後、全てを失った社員が将来への雇用不安を持たないように会社復興の目処が立たない震災1か月後、全社員を集めて「皆さんの雇用は守る」と宣言しました。また人件費がかかるので内定を取り消そうという会長(実父)の反対を押し切り、4月入社予定の新入社員2名に対して「店も工場も全てなくなった。残ったのはトラック2台だけ。それでも良ければ入社してくれますか」とお願いました。二人が頷いたことを確認した後、全社員に「皆さん、新しい家族が2人増えました」と呼びかけたそうです。そして通常業務再開までの間、支援物資配達や行方不明者捜索を「業務」と位置づけ社員に給与を支給しました。被災地ボランティア参加者として伝えたいこと・・・「被災地(陸前高田市)の皆さんの我々へのお願いは、とにかく被災地を忘れないでほしい、被災地に来てほしい。そして防災意識を高めてほしい」というものでした。 東北に出向くことがありましたら、陸前高田市や当社事業所がある気仙沼に足を運んで頂けたらと思います。昨年は八木澤商店の代表商品「奇跡の醤(ひしお)」をお土産としましたが、今回は「君がいないと困る」シリーズの「味付ぽん酢柚子」にしました。たいへん少量で申し訳ありませんがお持ち帰り頂ければ幸いです。 このことにより「陸前高田市の皆さんの想いを多くの人に伝える」ということに関する、個人としての「一つの行動」と位置付けたいと思います。
2016年8月12日 古野電気労働組合 本部 松本 治


最後に電機連合及び、地球緑化センターの皆さんをはじめ期間中、お世話になった全ての皆さんに御礼申し上げます。6日間たいへんありがとうございました。来年も陸前高田市でお会いしましょう!! オサムより (「オサム」はボランティア期間中のニックネームです。)

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