電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第3次東北ボランティア感想文

No.3東北ボランティアの終えて

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第3次東北ボランティア事務局長 内田 幸雄

第3回目となる東北ボランティアは、8月4日からの5泊6日の工程で昨年に引き続き陸前高田市で実施されました。東北ボランティアは、「被災地と心をつなぐ活動」を事業のコンセプトとして実施しているもので、2011年3月に発生した東日本大震災の被災地の皆さんに寄り添い、ともに復興を考えていくことを目的とした事業です。3年間ボランティア活動を続けてきたことで、ようやく大石町の皆さんとも少しではありますが、心がつながるようになってきたのかなと感じました。

今年は、加盟組合からの参加者が40名、実行委員8名、事務局8名で、総勢57名のボランティア団となり、昨年の団とほぼ同規模での開催することができました。また、家族を含めてリピーターで参加してくださる方が増えていて、このボランティアに思い入れを持って参加してくださっていることに喜びを感じています。
また、一昨年のボランティアで実行委員長を務めてくれた平澤さん、昨年の副実行委員長の中川さんが七夕前夜祭から参加してくださいました。一昨年のボランティアで発生した七夕山車引きでの事故を心配して駆けつけてくれたのだと思いますが、本当に心から感謝しています。

あの震災からすでに5年4カ月が経過していますが、被災地の復興はまだまだ途上にあり、陸前高田市内からはベルトコンベヤーは無くなりましたが、仮設住宅での生活を余儀なくされている人はまだ数多く残されています。しかし、時間の経過とともに被災地支援のボランティアの数は年々減少していて、私たちが地域行事に参加させていただいている大石町でも、七夕の前夜祭に集まる人の数は、私たちを除けば20人程度で、昨年よりもさらに人が減っているという印象を受けました。大石町では、津波で家を失った方が、代替地を大石町内に確保できなかったり、代替地が決まるのを待ち切れずに、やむなく町外に転居したという人が少なくないと聞いています。できれば、生まれ育った地域で、地域の方々と生活したいと考えるのはあたりまえのことですので、ふたたびこの町のコミュニティーが復活して、震災前の活気を取り戻すまで、私たちは継続してこの活動を展開していきたいと考えています。No.3東北ボランティアに参加してくださった皆さんと、またいつの日か陸前高田市で再会できることを楽しみにしています。
NPOの地球緑化センター、加盟組合から派遣して頂いた実行委員の皆さんには心から感謝申し上げます。

雇用の安定と電機産業の発展

電機連合の政策・制度実現に向けた取り組みを紹介します。

電機連合と政治

みなさんに身近な政治について、なぜ電機連合が参画するかなどをわかりやすく紹介します。また、組織内議員、電機連合議員団ネットワークを紹介します。