電機連合

文字の大きさ

ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第3次東北ボランティア感想文

初めてのボランティアで親子ともども成長

Photo

村田製作所労連 岡松 俊宏

恥ずかしながら今回、人生初のボランティア活動に参加させていただきました。震災が起こってから募金以外は特別な活動をするでもなく、でも気になりつつ過ごしていた中で、電機連合での募集を見つけ中学三年生の息子とともに参加させていただきました。

ボランティアというと現地の方のために走り回ったり、場所の整理・整備をし続けたりというイメージを持っていましたが、今回の活動は50年以上先を見据えた松原再生のための育成松の草むしり、地元のお祭りを一緒になって盛りあげるための準備や山車引きなどを行い、ボランティアの形はいろいろあるのだなと感じました。またボランティア活動している時に地元の方々が笑顔で差し入れして下さったり、「遠くからわざわざ来てくれてありがとう。ありがとう。」と言ってくださったりとちょっと恥ずかしくもあり、誇らしくもありました。ボランティアに来ているのだから我々が励まさなきゃと思っていたのに、そのような暖かい態度でむしろ我々が勇気をもらったような気がしました。これが人と人のつながりでありの本質と感じ、この価値観を大事にしていきたいと感じました。

このボランティアのもう一つの趣旨として減災教育ということがありました。あちらこちらに残る津波到達地点の跡や遺構、巨大な堤防や水門や町全体の十数メートルのかさ上げされつつある様子、地元の方々の生きるか死ぬかの被災体験、など現地実際に足を運んでみないと分からないことを知れたことはとても貴重な経験となりました。被災地の方々が口々に言われていた「私たちと同じような被災が、皆さんの地元で起こらないことを強く願う。だからあなた方の周りの方に、ここで起こったことを伝え活かして欲しい」ということを強く実践しようと思いました。

最後のチームでの活動報告で中学三年生の息子が、「ボランティアは単にストイックにするのではなく、ボランティアする側も笑顔で楽しく行動することが相手にとっても気負いがなくうれしく持続ができる活動になると感じた」と言い、また「来てよかった、また来てみたい」とも言っていた。親子ともども成長を感じさせるボランティア活動でした。このような機会を用意いただいた電機連合関係各位には感謝いたします。さらに現地にてスタッフとして活動していただいた方は、常に我々の健康に細心の注意を払っていただき、また段取りで非常にがんばっておられました。この場を借りて深く御礼申し上げます。

Photo
Photo

雇用の安定と電機産業の発展

電機連合の政策・制度実現に向けた取り組みを紹介します。

電機連合と政治

みなさんに身近な政治について、なぜ電機連合が参画するかなどをわかりやすく紹介します。また、組織内議員、電機連合議員団ネットワークを紹介します。