電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第3次東北ボランティア感想文

電機連合第3回東北ボランティアを終えて

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日立グループ連合 友野 茂男

この度は、電機連合主催第3回東北ボランティアに実行委員として参加させて頂き、誠に有難う御座いました。事前の実行委員会から、ボランティア自体が初めての私が実行委員として参加するのに何をすれば良いのかと言う不安を持ちながら参加させて頂きました。しかし、事前説明ではこと細かく本番での進行を説明頂き、微力ではありますが今回のボランティアを是非成功させたいとの思いを持って参加させて頂きました。


ボランティア当日は、駅での参加者誘導から始まりました。全員の集合を確認した後、バスで1班の一名が席に着いていない状況となり、初めから慌ててしまいましたが、2班側の席に座っており、大事には至りませんでした。


初日から予定は目白押しに詰まっており、まずは二又交流センターでのオリエンテーション・団結式から始まりました。始めに神保団長からの挨拶の後、今回のボランティアの趣旨から安全対策を含め電機連合事務局の方から丁寧なご説明がありました。特に、第一回のボランティアでケガ人が出てしまった事に関して、本ボランティアでは絶対にその様な事が無いようにとのお話があり、これは最低限守らなくてはいけない事だと、強く感じました。最後に夕食を兼ねた交流会では、皆さんとお話をし懇親を深める事が出来ました。


二日目からは防災学習と言う事で2グループに分かれて、東日本大震災での陸前高田地区の被災状況を語り部の新沼さんよりお話があり、海岸に沿ってきれいに整備されていた松林や近所に住んでいた住人が数分のうちに跡形も無く流され、私たちが思う以上に地元の方にとっては大きなショックを受けたであろうと感じました。午後からは気仙大工伝承館にて、「高田松原を守る会」の鈴木様から松原復興に関してのお話と、気仙大工館の武蔵様から気仙大工の説明や震災直後の状況のお話がありました。その後に、高田松原再生活動として、松苗畑の草取りを行いました。とても暑い中の作業でしたが、休憩をとりながら畑の除草を完了することが出来ました。


三日目は昨日の続きで、高田松原再生活動として、竹簾作りを行いました。竹簾はまだ小さな松の苗を海風から守るための物であり、皆が協力して竹の切断、面取り、組付けを行いました。参加された子供も興味を持って竹簾作りに取組み、数多い竹簾を作成することが出来ました。午後からは竹駒コミュニティーセンターに場所を移し、七夕祭りの歴史について菅野様からお話があり、最後に手作りの七夕祭りの山車のミニチュアを電機連合にプレゼントされ、大石町と電機連合の繋がりを強く感じた所であります。その後、七夕祭りで道路を照らす夏あかり作りを班毎に行い、それを大石公民館まで運んで、明日の七夕祭り準備を行いました。夜には七夕祭りの前夜祭として、大石町の方々の力強い太鼓の音が町内に響き渡りました。


四日目は七夕祭り当日となります。今回のボランティアにおいて重要項目のひとつとなっています。なぜ、お祭りへの参加がボランティアになるのかと感じる方もいると思いますが、これはお祭りの山車を引く人たちが東日本大震災の影響により、数が少なくなりお祭りを実施することもままならなくなっており、そこで私達が、お祭りの準備から山車引きまでを手伝う事により、昔ながらに続いて来たお祭りを存続させる事がボランティアとなるとの事です。お祭りは朝の部、夜の部に分かれて実施され。それぞれ、3時間から4時間掛けて、町中を大太鼓を叩きながら、山車を引いて、お祭りを盛り上げました。個人的には夜の部で山車の押し手を経験しましたが、十数年ぶりに体力の限界を感じることが出来ました。なかなか出来ない経験をしたと感じました。


五日目はさよならパーティーの準備及び発表会となりました。初日より班に分かれて、各活動を実施して来ての最後の班活動になります。途中、陸前高田市の市長講演と八木澤商店会長講演を挟んで、夕刻から発表会実施となりました。各班毎に班の色を出した出し物になっており、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。六日目は最終日であり。昼までに一ノ関駅に戻り、解散となりました。


最後になりますが、電機連合第3回東北ボランティアにて、実行委員と言う大役まで経験させて頂き今までに無い貴重な経験ができた事、全国から集まった電機連合の皆様方と出会えた事は、これからの私の財産であり、とても良い経験となったと感じております。お世話になった電機連合事務局の皆様、地球緑化センターの皆様、誠に有難う御座いました。これからも、本ボランティアが長く続くことを強く願い、結びとさせて頂きます。

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