電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第3次東北ボランティア感想文

第3次東北ボランティアin陸前高田市を終えて

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原口 博靖

第3回目となった電機連合の東北ボランティアも、昨年に続き無事全行程を終えることができました。参加された皆様、大変お疲れ様でした。ご参加いただいたこと、深く感謝申し上げます。また、昨年・一昨年に引き続き団を受け入れて下さった陸前高田市の皆様、当日の運営だけでなく行程の何か月も前から準備にご尽力いただいた地球緑化センターの皆様、各班をまとめてくださった実行委員の皆様にも改めて御礼申し上げます。


一昨年、昨年に参加された方も多く、そもそものコンセプトである「被災地と心をつなぐ活動」が浸透していることを実感するとともに、陸前高田の方々の厳しく辛い体験や教訓をより多くの人に伝え、減災(市長が防災よりも強調されていたことば)の意識を広めていきたいと、事務局の一員として決意を新たにしたところです。


さて、第3回の活動については今回も前回と同じ場所での作業となったのですが、大きな事故もなく無事に終わり安心しています。昨年は東京よりも暑いだろうとぼやきながら雑草を刈り、石を取り除いていったあの場所に1.5~2mほどの松苗が並んでいたことに感動しました。この苗が来年以降かつての海岸線に植えられていくのが楽しみになります。


昨年まであったベルトコンベアがなくなり、仮置きの土が徐々に商業地向けのかさ上げに移されている様子は1年の移り変わりと復興への歩みが徐々にでも進んでいることを実感しましたが、今後町づくりの段階に進んでいくには時間や人々の意見の集約がまだ必要だと感じました。定住者、私たちを含めたボランティア団、観光客、様々な人が往来して活気ある陸前高田になるよう力を尽くしていきます。  また、七夕祭りの山車引きも事故なく終えることができました。造成中の住宅地や急な上り坂など昨年以上に山車を通しづらい経路となりましたが、昼夜とも無事に一巡でき安心しております。山車自体は昨年と同じ数あったそうですが、経路変更によって他の町の山車を見る機会が非常に少なく、引き手の数も昨年より減っていましたので、そこは気がかりでした。うごく七夕のような伝統行事を変わらず大事に引き継ぎながら町おこしを進めていくための活動も欠かせないと考えています。


東北ボランティアにつきましては、来年には植樹に活動の場が移行することとなっています。また新しい内容での活動となりますので、健康・安全に細心の注意を払いながら現地の復興と参加者の皆様の良い経験につながるよう精いっぱい取り組んで参ります。


最後になりましたが、改めて、今回の活動にご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。

雇用の安定と電機産業の発展

電機連合の政策・制度実現に向けた取り組みを紹介します。

電機連合と政治

みなさんに身近な政治について、なぜ電機連合が参画するかなどをわかりやすく紹介します。また、組織内議員、電機連合議員団ネットワークを紹介します。