「鎌倉ダイヤクラブ杯少年野球大会」の立ち上げ
従来、鎌倉市内の少年野球チームでは、少年野球の公式大会が終わる8月以降は年内の試合がありませんでした。そこで、子どもたちの「健康」「人とのふれあい」「チームワークの大切さ」「ルールを守る心」「精神力の養成」「素晴らしい思い出作り」等への貢献を目的に、また「青少年の不良化防止」「健全な心身の育成」「地域社会の親睦と友好」を理念として、1986年に三菱電機労働組合鎌倉支部の主催で「鎌倉ダイヤクラブ杯少年野球大会」を立ち上げました。
10チームほどのトーナメント戦で開催
「鎌倉ダイヤクラブ杯少年野球大会」は、参加全チーム(10~11チーム)のトーナメント戦です。毎年8月末から11月末にかけて、三菱電機鎌倉製作所のグラウンドをはじめとした鎌倉市内の小学校や公共のグラウンドで試合を行っています。各チームが優勝を目指すのはもちろんのこと、敗者復活トーナメントも設けられており、選手・監督・コーチ・選手の保護者が一丸となって期間中の熱戦を繰り広げます。また閉会式では、卒業する6年生選手へメダル授与やチーム毎の最優秀選手表彰などもあり、選手の頑張りやモチベーションUPに繋がっています。
労働組合担当者の声
選手の皆さんが全力を尽くし、フェアプレイで正々堂々と戦っている姿に、我々も理屈抜きで心が熱くなります。
野球は、一人のスーパースターで勝てるものではありません。特に少年野球は、チームワークが勝因の多くを占めていると感じます。ただ一緒に毎日練習しただけでは、「勝てるチームワーク」は生まれないでしょう。ガムシャラに練習を重ね、厳しい練習の繰り返しの先に絶対的な信頼関係が生まれ、そこで初めて「勝てるチームワーク」が出来上がっていく様を目の当たりにすることが出来ます。
この鎌倉ダイヤクラブ杯は、小学生のため、地域貢献のために活動しているつもりでしたが、実は我々スタッフが「慢心してないか」「初心を忘れてないか」「熱い志で生きているか」を選手一人一人に問いかけられ、成長させられています。