電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第4次東北ボランティア感想文

第4次東北ボランティア in 陸前高田市

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三菱電機労連 立花 昭浩

東日本大震災発生から、6年5ヶ月が過ぎようとしています。 今回、サッカーの街、J1清水エスパルスのホームタウンの静岡市清水区より、初参加させて頂きました。

ボランティア活動事態全く初心者の私は、2つの事を考慮しながら、行動したいな、という決意で望みました。
1.自分の目で可能な限り、被災と復興の現状を見て、考え感じよう。
2.できることをしよう。(『株式上場したほぼ日』 糸井重里 著書の請け売りですが)

最初に、陸前高田の街を見ての印象は、街を崩壊させた津波被害の大きさと復興は、甚大な月日と時間が必要だと感じました。2016年暮れ、防潮堤工事終了、高田松原再生の植樹スタート、1万本を目標に計画、 震災前の景観まで半世紀ほど係ると聞きました。また、第一次かさ上げ工事完了、10棟の復興支援アパートの完成やJR大船渡線の復旧、新陸前高田駅前広場、アバッセたかたの営業で、街造りは、一歩一歩確実に進んでます。

一方、約1900名の方が、仮設住宅に住んでいる現実と復興庁の大臣の交代劇や復興支援の残り3年7ヶ月という現実に、戸羽太 陸前高田市長は、全力で取り組むという強い決意を聞き、感銘しました。

私は、戸羽市長の話された 『日本は、世界で4番目に災害のリスクが高い国ということ』が一番印象に残っています。自宅裏には、鮎の友釣りで日本一解禁の早い、興津川があります。5年ほど前、台風による風水害の影響で、2日間の停電を経験、日常生活に難儀しました。今回、静岡市の防災マップ、津波避難マップ、洪水避難マップで、自宅や職場の指定避難場所や避難ルートを家族で確認しあいを行いました。あと、陸前高田では、市の指定場所の28/33が壊滅した事実から、別の退避場所の探求を行いました。

今回体験したことで、自分に何ができるか?を考えた時、家族や友人、職場の人たちに、見てきて感じたことを伝え、被災地の事に少しでも、関心を持ってもらい、行動してくれたら、嬉しく思う。

震災地に赴いて、見て感じて貰うのが一番ですが、難しい状況であれば、ふるさと納税、復興支援品、岩手県のアンテナショップなどをPCやスマートフォンで検索することをきっかけにしたら、いかがでしょうか?

マルゴト陸前高田の永田さんには、旧気仙中学校、一本松、旧タピック45の語りを、NPOタピックには、高田松原再生活動として、松苗畑の草刈り、竹簾の作成を、大石公民館長菅野富也さんには、お祭りの歴史お話の後、夏明かりや竹灯篭の製作、山車の引き廻しを体感しました。復活した町ごとの華やかな山車、 笛の音色や迫力ある太鼓の音、参加でき、感無量でした。

今回直接、高田松原を守る会理事長鈴木善久さん、気仙大工伝承館長武蔵裕子さん、陸前高田市長戸羽太さん、株式会社八木澤商店会長 河野和義さんの語り部の方の話や講演を聞けました。私の今後の生活の中のあらゆる力になるお話でした。

最後になりますが、電機連合、地球緑化センター事務局の皆さん、実行委員の皆さん、お世話になりました。ありがとうございました。

雇用の安定と電機産業の発展

電機連合の政策・制度実現に向けた取り組みを紹介します。

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