電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第4次東北ボランティア感想文

被災地と心をつなぐ活動を通して

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シャープグループ労連 真鍋 宗行

・陸前高田市の第一印象
東日本大震災復興ボランティアとして、女川町・南相馬・いわき等には何度か参加していましたが、陸前高田市は初めてでした。ニュースなどでは見ていましたが、訪問してかさ上げの景色に驚きました。トラックが今も行き交い、やっと周りに何もない場所に商業施設がポツンとできたという状況でした。商業施設の隣の公園は、平野部には公園がなくなってしまったため、週末には多くの子供たちで賑わっているそうです。まだまだ、新しい生活が始まったところという感じで、それぞれの地域によって復興状況がかなり異なっていることを実感しました。

・つなぐ活動を通して
これまで1泊でのボランティア活動の経験しかなく、5泊6日という長い日程、夏の暑さと体力に不安を感じながら参加しました。しかし、この期間を過ごすことで多くの人の話を聞くことと、ゆっくりと見て感じることがあるということを経験できました。

例えば、昔からこの祭りを中心に生活してきたという素晴らしい「大石町の動く七夕祭り」。直前からの参加にはなりますが、様々な思いを胸に祭りを続けていることも学び、前日の緊張と当日の喜びを一緒に感じ、忘れられない経験をすることができました。また、気仙大工伝承館の武蔵さん・陸前高田市の戸羽市長、八木澤商店の河野会長など色々な方々の貴重な話を通して、「人」「生きること」が大切であるということと、経験をどう生かしていくのかということを、改めて考える良い機会となりました。

「心をつなぐ活動」という言葉についても、現地の方々との繋がりはもちろんですが、過去との繋がりや、これまでの電機連合ボランティアに参加頂いた方々、別のボランティアとして参加している方、様々な方との繋がりも含めたものであると感じました。この素晴らしいつながりを大切にし、私もつないで行きたいと思います。

・ボランティア活動を終えて
今回のボランティアは、終日雨の降る中での活動となりましたが、蒸し暑い中にもかかわらず、参加者全員が熱中症や大きな怪我等がなく終えることが出来て良かったです。参加した子供達からも「ぜひまた来たい」と言ってもらえたこと、とても嬉しかったです。私も出来る限りスケジュールを調整して、また参加したいと思います。

職場に戻って、出来るだけ多くの人にこの経験を伝え、観光で日帰りも良いですが、宿泊をして陸前高田をゆっくりと見て欲しいという現地のニーズも伝えていきたいと思います。

最後に、今回ボランティアに参加された皆様、電機連合や地球緑化センターの皆さま、一緒に実行委員として参加された皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

今後とも宜しくお願いします。

雇用の安定と電機産業の発展

電機連合の政策・制度実現に向けた取り組みを紹介します。

電機連合と政治

みなさんに身近な政治について、なぜ電機連合が参画するかなどをわかりやすく紹介します。また、組織内議員、電機連合議員団ネットワークを紹介します。