電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第5次東北ボランティア感想文

第5次東北ボランティアを終えて

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1班 内田 翼/古野電気労働組合

仕事とは違う形で社会貢献したいと思い、東北ボランティア活動に初めて参加しました。ボランティア活動自体も初めてでしたので、周りの方々に迷惑をかけないよう、実行委員の方々の指示に従いつつ、少しでも貢献できればと思って臨みました。

ボランティア活動の期間はあいにく大半が雨となり、メインイベントの高田松原再生活動は実施されず残念でした。しかしながら、その代わりとして大石公民館にて急きょ実施された七夕祭りの準備のお手伝いは、予想に反して人手が必要とされる作業が多々あり、個人的には充実したひとときを過ごせた活動のうちの一つでした。祭りの当日に、山車を動かしつつ、お手伝いした箇所である山車の部材を見ていると、半日程度のお手伝いとはいえ、感慨深いものがありました。ボランティア活動後に私の身の周りの方々とボランティア内容についてお話しする機会がありましたが、その中で「祭りのことで素人のボランティアが手伝えることがあるのか」というきつめの問いかけもありました。この問いに対しては、詳しい事情を知らない中で発せられたものであり、百聞は一見に如かずということわざで済ますことも言えますが、ボランティアは素人であるという考えも完全に間違いではないなと気づかされました。そこで、ふと思ったのが、ボランティア活動のオリエンテーション等で時々お話が合った「寄り添う」という言葉でした。その言葉には、あくまでも活動の主体は当事者であり、ボランティアはその支援者であるということを意味していると私なりに理解しましたが、それがボランティアの基本であることに改めて気づかされました。

その他、語り部による防災学習、気仙大工伝承館での講話、陸前高田市長・市民との交流等が予定通り実施されましたが、震災時の被害状況、震災後の活動状況等それぞれ学ぶことが多かったです。ただ、全体を通してもう少し手足を動かして作業をしたかったのが正直な思いです。その思いは、来年の4~5月頃に開催予定と伺っている高田松原の植樹活動に発揮できるよう準備していきたいと思います。

最後に、第5次東北ボランティアに参加者の皆様、楽しい時間をありがとうございました。特に、事務局、および1班の実行委員の方々(やまちゃんさん、みのりんさん)はいろいろとフォローいただき、ありがとうございました。私は口下手で人見知りが強いため、皆様に声をかけにくい状況をつくってしまったかなと思いますが、ご容赦頂ければ幸いです。

ボランティア活動の最終日にお土産で購入した(株)八木澤商店の「奇跡の醤(ひしお)」を茹でた厚揚げにかけて食しながら、被災後4日目の映像の中で河野会長からお話が合った「一歩一歩進む」という言葉を思い出し、その言葉を胸に日々の業務に取り組もうと思った今日この頃です。

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