人生初のボランティア活動に中1の娘と参加しました。
防災学習では、語り部の方の話を聞きながら高田の町を移動しました。津波の高さを記した気仙中学校やその他の震災遺構を目の前にした時、多くの命を奪った津波の恐ろしさを実感しました。又、静かで穏やかであっただろう暮らし、大切な人を失った町の人達の気持ち想うと、悲しい気持ちでいっぱいになり、心が痛みました。
高田のお祭り『動く七夕』では、大石町の方々と一緒に盛り上がりました。大きな山車は迫力満点!!また、この日に向けて地元の人達が飾りつけをした華やかさに思わず目を見張りました。そして、笛や太鼓の力強いお囃子を初めて聴いた時の感動は今でも鮮明に残っています。震災の辛い経験を乗り越え、"負けないで生きる!"という想いのこもった音、声を張り上げ、力いっぱい太鼓をたたく姿に心を動かされました。そんなお囃子を聞きながら、力を合わせて山車を引いて町を練り歩いたこと、声がかれるほど大きな声で「ヨイヤサー!!」と合いの手を掛けたことなど忘れられない夜になりました。
高田松原再生活動は雨天のため残念ながら中止でしたが、松苗を見学させて頂く事ができました。松苗の回りには松苗の高さ以上の雑草がたくさん生えていて、植樹後の保全の大切さを実感しました。次回、植樹や保全活動に参加できる機会があれば、足を運んでお手伝いさせて頂きたいと強く思いました。
この活動を通して、命をつなぐことの大切さ、諦めない気持ちなど、多くの事を学ばせてもらい、逆に元気をいっぱいもらいました。
最後に、この活動を受け入れて下さった高田の方々や大石町の方々、またこの活動を支えて下さった地球緑化センター、電機連合事務局の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!