電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第5次東北ボランティア感想文

第5次東北ボランティアに参加して

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1班 山﨑 功/パナソニックグループ労連

8月4日(土)から9日(木)までの6日間、「~電機連合・被災地と心をつなぐ活動~ 第5次東北ボランティア in 陸前高田市」に副実行委員長として参画させていただきました。今回のような大規模ボランティアに参加するのは初めてでしたので、不安を抱えつつボランティア初日を迎えました。

私は1班を担当させて頂きましたが、まず最初に驚いたのはリピーターの方の多さでした。それも、興味本位で参加されているのではなく、電機連合が掲げる「現地に寄り添う活動」の主旨を十分理解された上で、継続した活動に実際に取り組んでいらっしゃる方ばかりでした。ボランティア期間中は、リピーターの皆さんには色々と助けて頂きありがとうございました。

防災学習では、東日本大震災当時の状況や、その後復興に向けて進んでいる陸前高田の取り組み、復興状況など、その様子を地元ガイドの方にお話し頂きながら、陸前高田の町を見学しました。15m以上あった津波の大きさに驚くと共に、自然災害の脅威を目の当たりにすることができました。改めて日頃の防災に対する備えの重要性を認識しました。

高田松原再生活動では、2日ともあいにくの天候で草取りを実施することができず残念でしたが、高田松原を守る会の方のお言葉で、「自分の命は自分が守るしかないから、無駄でも逃げて」との言葉には気づかされるものがありました。私自身も過去に震度5以上の地震を3回経験していますが、「逃げる」ということは考えませんでしたし、「無駄でもまず逃げる」ことが最終的には「自分の命は自分が守る」ことにつながるのだと改めて痛感しました。

七夕祭りの支援活動では、8月7日に先祖や亡くなった方々をお迎えするために行われている七夕祭りに寄せる大石地区の皆さんの強い思いを感じることが出来ましたし、このような伝統や文化を継続させていくことが、復興に対するモチベーション継続につがっているのだと感じました。

東日本大震災から7年が経過しているにもかかわらず、復興工事が思うように進んでいない現状や、復興目安期間10年の問題など、課題はあるかと思いますが、復興に向けて日々前進していることは確かです。私たちにできることは、現地に継続して足を運び、多くの犠牲者のもとに私たちの現在の生活が成り立っているということの重みや命の尊さを肌で感じ、その想いを持ち帰って周囲の人たちに伝えることで、東日本大震災の事実を風化させないことだと思いました。

最後になりますが、電機連合事務局の皆様をはじめ、地球緑化センターの皆様、大石地区の皆様、参加者の皆様、そして、実行委員としてともに活動頂いた皆さんに感謝申し上げます。今回、貴重な経験をさせて頂き本当にありがとうございました。

雇用の安定と電機産業の発展

電機連合の政策・制度実現に向けた取り組みを紹介します。

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みなさんに身近な政治について、なぜ電機連合が参画するかなどをわかりやすく紹介します。また、組織内議員、電機連合議員団ネットワークを紹介します。