電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第5次東北ボランティア感想文

第5次東北ボランティアに参加して

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2班 丸山 貴紀/三菱電機労連

8/4(土)から8/9(木)の6日間、電機連合東北ボランティアに実行委員として、参画させていただきました。

陸前高田市を訪れるのは初めてでしたが、震災の爪痕を目の当たりにし、想像するだけで心苦しくなる現実がそこにありました。又、『かさ上げ』や道路整備等の復興工事は進んでいるものの、震災発生からの経過年数を考えれば、まだまだ「復興には程遠いのかな?」とも感じました。

今回のボランティアは、『防災学習』、『高田松原再生活動』、『七夕祭り支援』、等が予定されていましたが、悪天候に見舞われ、高田松原再生活動として植えた松苗周辺の「草むしり作業」が中止となった事は残念でなりません・・・正に「自然には勝てない」でした。しかし、実作業は無かったものの今まで植樹してきた松苗の現場や防潮堤等、普段は立ち入れない場所を視察出来た事は有意義でした。数十年先の再生された高田松原の景観を生きてる間に自らの目で見れなくても、陸前高田の未来を想い活動する地元の方々の熱意に触れ、感動に心が湧きました。

「草むしり」が中止という事で、『七夕祭り支援』はボランティア参加者も含め、持て余す体力を祭りへ注ぎ込むべく、気合が入るところですが・・・降ったり止んだりの雨模様。雨が止む合間を縫っては山車の飾りつけ等の準備作業を行い、又、お祭り本番では雨天での安全第一を考慮し山車引きのルートを変更する等、臨機応変に対応する我々ボランティア団は事故も無く、無事に終える事が出来ました。伝統的な行事である七夕祭りは、山車の引手等の人手不足が現実課題となっており、電機連合が支援している訳ですが、地元の方々の温かく迎え入れてくれる気持ちや、我々ボランティア団との一体感は想像以上でした。これは今まで電機連合が足しげく被災地を訪れ築いてきた地元の方々との繋がりと絆であり、本ボランティアが、『電機連合・被災地と心をつなぐ活動』であると実感したのと同時に、今後も継続して取り組むべき活動であると感じました。

防災学習等をはじめ、ボランティア活動では様々な方々からお話を聞く機会がありました。震災当時の状況は勿論の事、地元の方々の本音は胸に突き刺さり・・・。
「自らの命は自ら守らなければならない」との言葉をいただいたが、それには災害に対する知識と日頃の心構えが重要であり、防災マニュアルは目安になるかも知れないが、最終的には自分の状況判断が生死を分ける事に繋がると改めて思い知らされました。被災する可能性は誰でも起こり得る現状を踏まえ、「逃げる事は恥じゃない!」という事は周りに伝えて行きたいと思います。

最後になりますが、陸前高田市の皆さん、参加者の皆さん、電機連合事務局の皆さん、地球緑化センター事務局の皆さん、実行委員の皆さん、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

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