電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

第5次東北ボランティア感想文

ボランティアって難しい

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事務局 高徳 幸子/電機連合

陸前高田を訪れたのは今回で3回目。毎回訪れるたびに景色が違う。新しい道路が出来ていたり、あったはずの建物がなくなっていたり。新築の家も前回より遥かに増えていました。七夕祭りではたくさんの山車が集まり、前回よりも明らかに多くの山車が。その山車を見に来ている町の人もたくさんいました。それだけ町の人が集まれる場所がやっと出来た証。と大石七夕祭組の方が教えてくれました。順調に復興が進んでいるとは言い難いのだろうが、それでも着実に復興は進んでいると感じました。

今回はお天気に恵まれずプログラムが変更となり、高田松原再生活動は中止となってしまい、ボランティアの醍醐味とも言うべき肉体労働が出来ませんでした。事務局の立場としては、参加者の方々が休暇をとって陸前高田にボランティアで訪れていることを思うと複雑な気持ちでした。ボランティアは善意の押し付け、自己満足ではあってはならないのは分かっていても、事実ボランティアをしに行ったのに出来ないもどかしさを痛感しました。

高田松原再生活動の中止によって、大石七夕祭組の方々と一緒に山車の飾りつけのお手伝い、気仙大工木工体験と町の人と触れ合う時間がいつも以上に持つことが出来ました。運営事務局である地球緑化センターはプログラム変更で大変だったと思いますが、これも町の方々が突然の依頼を受け入れてくれたおかげと思っています。陸前高田を訪れるたび町の方々との距離が縮まり、この企画のコンセプト~被災地と心をつなぐ活動~がまさに実を結んでいると感じた出来事でした。

大きな怪我なく、事故なくプログラムを終えることが出来たこと、参加者の皆さんに感謝です。ボランティアをしに行ったのに今回も町の方々から逆に元気と勇気を貰いました。お世話になったすべての方々に感謝致します。本当にありがとうございました。個人的には「押し付けない、やり過ぎない」ボランティアの加減という難しさを実感した回になりました。多くの方に支えられこの活動が成り立っています。活動の和が広がり、たくさんの方が陸前高田を訪れ笑顔があふれる町になることを願っています。最後に、実行委員の皆さん、本当にお世話になりました。頼りない事務局ではありましたが、みなさんに支えられ最終日まで笑顔で過ごせました(奇跡デス...)。

雇用の安定と電機産業の発展

電機連合の政策・制度実現に向けた取り組みを紹介します。

電機連合と政治

みなさんに身近な政治について、なぜ電機連合が参画するかなどをわかりやすく紹介します。また、組織内議員、電機連合議員団ネットワークを紹介します。