電機連合

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ボランティア活動

電機連合が実施しているボランティア活動について、紹介します。

東日本大震災連合ボランティア活動報告

(電機連合震災報告003)連合ボランティア第一次派遣(2011.4.5)

4月2日、連合ボランティア2日目の活動が始まった。
昨日に引き続き、松川浦漁港にある造船所での活動となった。
 
午前中は、散乱する発泡スチロールの撤去作業。
一度経験しているので、皆要領を得たものだ。
大きなビニールシートを拡げて、その上に拾い上げた発泡スチロールを次から次へと載せていく。
発泡スチロールといっても山のように積み上げるため、7、8人で担いでも結構な重さだ。廃棄場所までの往復で汗だくになる。1チームは昨日同様。ドック内の整地作業で土煙が舞う中、スコップや竹ぼうきで瓦礫を端へ寄せて片づけていく。皆、黙々と作業を続けていた。

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午後のスタートも午前中と同じ作業だったが、しばらくして、保冷庫のタコ、イカ、つぶ貝、ワカメ、ちりめんじゃこなどの海産物の廃棄作業を指示された。
 
ドックに隣接されていた40フィートの保冷庫の扉が津波で破壊され、中がむき出しになっている。この腐り始めた約2トンの海産物を人海戦術で運び出し、トラックにどんどん積み込む作業だ。冷凍が解け始めた海産物は重く、そして強烈な磯の香りを放っている。ドロドロになりながら次から次へと運び出し、トラックへ積み込んだ。
 
そんな中、午後3時前に古賀連合会長がボランティア派遣団の激励に訪れ、作業の様子をしばらく見守っていた。
 
保冷庫の海産物を半分程度運び出したところで2日目の作業は終了した。
 
当たり前のことだが、ボランティアは現地のニーズで、どのような作業にも変わっていく。
そのことをあらためて思い知らされた。
「被災地の人たちの手となり、足となり」どのような要請にも応えられるよう、派遣団の柔軟な対応が求められる。

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