4月3日。
疲労もピークを迎えつつある3日目は、国道6号線近くでの作業となった。

内容は、小学校のスクールゾーンを覆った土砂の撤去で、まさにショベルと一輪車を使う土木作業だ。



歩道を遮る山のように土砂が積もっている。しかし、小学生が危険に晒されると思えば、土砂を取り除くことに、皆執念を燃やす。
何度も何度も土砂にショベルを突きたてては、突き崩す。腰を屈めた慣れない作業に土砂の重みが加わり、じわじわと腰が悲鳴をあげる。それでも歩道を確保しようとただひたすらに同じ作業を繰り返す。
午前に2時間半、午後から1時間半の作業を終えて、この日は切り上げた。
単調な作業ではあったが、身体的には3日間で一番きつい作業となった。
明朝、皆の腰がとても心配である。
